2006年 8月4日(金)5日(土)夜通しの釣りの結果は如何に?の巻

波高0m

HP開設以来、お付き合いしてきた釣友のBOOさんが1年前、名古屋から新潟にやってきた。(というより戻ってきた)

しかし、昨年、1回も会わずに・・・避けていたわけではない・・・(^0_0^)

黒鯛釣れないし、やっぱし、根魚か底物(新潟では、石鯛や真鯛のことを指す)釣りたいな〜という電話を何度か交わすうちに、BOOさんからお誘いが・・・「キジハタ食いたいでしょう?」

愛妻家の私(*^_^*)決して恐妻家ではない"^_^")・・・子供・妻を置いて一晩過ごすなんてことは、すごいことなのです。けれども、行きたい・・・妻に話すと冷静・・・「行かないで!と行っても行くんでしょう!」

お魚さんとの勝負のため、妻は理解してくれたようだったが、その夜、すごいご機嫌だった!

妻「最近、釣りに行きまくってるね〜」 

私「えっ!日・月と少し釣りに行っただけで、すぐに帰ってきましたよ!(7月26日と8月1日釣行は内緒)

妻「○○しといて!と言ったのにまだ、してないよね〜」

私「      」    妻「    」   私「      」    妻「       」

妻「もう、実家に帰る・・・」実家が大好きな妻である・・・・

私(実家に帰ってもいいけど、子供2人を連れていけよ〜明日の仕事どうすんだ・・・)

 

さて、本題・・・当日、勤務時間終了の時間が気になる。けれども、そんな時に、トラブルがあり、本日までの仕事が終わらない・・・何とか、がんばり、18:30頃、渡船屋さんへ・・・新々突堤へ渡るのは、3年ぶりだ・・・船の中で常連さんとおしゃべりして、夕日に向かって飲むビールは最高だった。

向かうと、BOOさんが落とし込んでいる。久し振りの再会に感動・・・    抱擁は無かった・・・

夜釣りは、何と5年ぶりである。この時もBOOさんと一緒だった。

午後7時30分、釣り開始・・・

しかし、魚は釣れない・・・条件が悪いのか?それとも、場所が悪いのか?9時過ぎて、ようやくソイをゲットした。10cmぐらいだった・・・それから、10時くらいにようやく持ち帰りサイズのメバルがヒット!家族の分は持って帰らないと・・・とその後も粘る。

真夜中の12時頃か?明るく輝いていた月も沈み、寂しくなってきた。もちろん、狙いの1つだった真鯛が釣れる可能性も低くなったような気がした。底付近を探り、聞くと魚信があった。早合わせ禁物のため、私の場合は、少し道糸を緩め、食い込ませることにしている。5秒程待って、ゆっくり聞くとお魚さんが掛かっています。

やったあ〜キジハタだ!!メバルと引き方が違ったので、思わず、そう思い、必死になってリールを巻きます。(とにかく、針外れはご勘弁なので、絶対に遊ばず、リールを巻きまくる。)中層ぐらいになったら、急に右に走り出した。

ん、大きいかもしれないぞ!それから、走りが沖の方になったようなので、しゃがみこみスタイル!で必死に耐える。すると、すさまじい引きでリールが逆転が途中、2〜3回ある。親指が痛くなった。けれども、のされることなく、竿が硬いので絶対に取れると確信した。

必死になって巻いていると、突然、がぼ〜んと海面から音が聞こえ、やたらでかい魚体がちらりと見えた。

また、潜り始めたが、私は、完全に空気を吸わせて弱らせてからは、タモではすくわない。とくにチヌの場合は、海面でバシャバシャやっている間に、外れてしまうことが多いからだ。だから、常に竿先のテンションを掛けながら、泳がせて、それから一気にタモ入れをするのだ。いよいよ、タモの用意か!!リールのラインを調整しようとすると、なななんと、ラインがリールのどこかに絡まっている・・・・(顔ショボン)

頭が真っ白になり、そのまま、タモ入れをしようと、魚を海面に出す。しかし、やはり、ラインが多く出すぎていて、魚は流され、タモが届かない。ヘッドランプを頭にセットして、(普段は首・・・)原因追及へ・・・ハンドルに絡まっていたのか!今日、初めて使ったリールなので、ラインも目いっぱい巻いていたのがトラブルの原因か?ようやくほどこすが、やはり、お魚さんが流され、うまくタモ入れができない。(1回目失敗、お魚さん暴れる・・・・

この時点では、60近いキジハタだと思っていた(よく暗くて見えないので・・・)

誰か来てくれ〜BOOさんも遠くへ行ってしまった〜

2回目、ヘチ際に寄せて、あれれ〜もしや・・・鯛???真鯛ではないですか〜

緊張感が増し、強い流れの中、何とか、タモを出し、ゆっくり、潮下のお魚さんをタモに寄せる。

よし、入った〜

50cmのタモからはみ出そうな入り方で恐る恐る堤防へ引き上げる。タモ枠を楽勝に超えている真鯛の姿だった。ピンクの魚体に青みが掛かり、とっても綺麗に輝いていました。

早速、BOOさんに電話・・・

「あんまし、大きくないけど、鯛が釣れたよ〜」

すぐに駆け付けてくれたBOOさんもびっくり!釣った自分もびっくり!この時、勝利の美酒に発泡酒でしたが、こんなに美味い発泡酒は経験が無かったです。

BOOさんからすごい、祝福をもらい、ついつい、鼻が高くなり・・・・

「いやあ〜こんな真鯛、黒鯛で言えば、30cmクラスでしょう!」

と訳が分からん謙遜をしてしまう私でした・・・

美酒を飲み、さあ〜寝るか!!と思ったら、興奮で目が冴え冴え・・・

本命のキジハタ狙いにまた、竿を出し始める。(本当に釣り好きな自分を改めて認識した)BOOさんも燃え始め、私が釣れた付近を探りまくってました。

さすがに3時頃、黒鯛の落としこみもしたいし・・・と思い、寝付こうとするが、風が強くて思ったより寒くて寝られない・・・また、4時過ぎに、キジハタ狙いでがんばるが、ダメ・・・(メバルは釣れたが、穂先のケミホタルとラインが絡まったのか、巻いてくる途中で穂先をプッツン!!)ショックデカオ!!

完全に日が出て、黒鯛釣りに変更・・・リールを変え、(夜釣りは、真鯛用に4号のラインを使用していたので)

黒鯛釣りの様子は・・・このページ

 

6時半頃、BOOさんは落とし込みで43cmの黒鯛を釣り、朝日の中、いよいよ真鯛の撮影タイム・・・

しっかり計測すると少し縮んでいたが、まあ、記録として57cmとしました。(60以下なので、端数はどうでもよい!)

記録を今までの10cmから47cmもアップ!!

真鯛57cmゲットのタックル

ヘチ竿3.1m  ライン4号  ハリス2.5号  

えさは、青いそめ(メバルも狙ってたので)

硬い竿と改良リールに感謝です!

このリールはMICHIOさんの遺品。リールのまわりが削ってあるので、リールが逆転した時に、すぐに止めることができました。大物ゲットには、欠かせないリールです。ありがとう!!

そういえば、MICHIOさんが、新々突堤で55cmオーバーを釣った日は、4年前の8月4日(この日・・・まあ、夜中で日が変わってしまいましたが・・・)だったなぁなんて思い出してしまいました・・・

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それにしても、底で走らず、中層で元気出してくれたので、ゲットできたのだと思います。そして、それよりも、真鯛の前にエサをちらつかせることができたということで運が良かったとつくづく思いました。

BOOさん、楽しい釣りに誘ってくれて、ありがとう!!今度はいつ行けるか分からないけど、今度は、絶対にキジハタ釣るぞ〜