ハリが外れる仕組みを分析するの巻

カニの尻がけにみられる問題

チヌのアタリ・・・私が釣行記で記すアタリの種類を解説します。

 ○引き込みアタリ

手元の感触が無く、穂先がゆっくり海中に入っていく。その前に前アタリを感じることが多い。このアタリがテトラでは、多い。超引き込みアタリとは、穂先が速い速度で引きこんでいき, 竿の胴近くまで、絞り込まれる。先手を取られ、意外にハリ外れ、スッポヌケが多い。

 ○ヒッタクリアタリ

ガツンと穂先が5cm〜1mぐらい、突然入る。手元にはっきり、伝わる。意外にカニが半分食いちぎられたスッポヌケが多い。

 ○モゾモゾアタリ

    穂先がモゾモゾと動き、手元に微妙に感じる。前アタリを感じないことが多い。フグのようなアタリ。合わせずらい。

 ○ピンピンアタリ

    糸フケを作り、超前で攻めるときに多い。ラインがピンピンはじくようなアタリ。食っていることは分かるが、大変、合わせづらい。

 ○コツコツアタリ

    フグに比べるとはっきりする。オモリやカニが大きいと、ガツガツアタリになる。コツコツ、ガツガツと手元に伝わる。

 ○聞き走りアタリ

    穂先をゆっくり持ち上げると、びっくりしたように、急に魚が動き出すアタリ。

 ○ゴミアタリ

    穂先をゆっくり持ち上げるとビニールかなんかゴミが掛かったような感触がある。即、合わせないと放してしまうことが多い。

 ○年無しアタリ

    穂先をゆっくり持ち上げると動かない。一瞬、根掛かりかな?と思った瞬間にゆっくり動き出す。超大型が多い。

 ○?アタリ

波が高いときによくある。いつの間にかカニがつぶされているアタリだ。また、落下中の一瞬出る糸フケの変化に気づかずに起こることも多いようだ。もう1度、同じ場所を手元に集中して落とすと先手をとりやすく、ゲットしやすい。ただ、居なくなっていることも多い。

 

       ハリに関して考える

カイズハリとチヌバリはその形状、フッキングのコンセプトが違うような気がします。そこで、分類してみてみました。なお、オーナー前打ちハリは、両方の良い点が取り入れられている。

 ・カイズハリ・・・フトコロが広く、ハリオモリが打ちやすいし、フトコロを確保することができる。尻掛けにした時、バランスが大変、良い。ハリ先が合わせを入れる方向と一直線なので刺さりが良い。岩カニ大をつけると針先が曲がることが多い。強度の点を気にする人が多いが、唇に掛かれば、ハリは折れたり、曲がったりしないと思う。ただ、変な角度から噛まれるとハリを曲げられる。

 ・チヌバリ・・・伊勢尼や丸貝専用といった丈夫なものを使う。針先が強い。

オモリに関して考える

オモリは重いとハリ外れが多いと考える人が多い。ハリオモリに歯型が無くても、エサを放してしまうチヌが多いことなどから、私は、チヌが重さによるエサの吐き出しよりも、固いものを噛んだエサの吐き出しもそれほど、気にしなくても良いと思う。それより、合わせた時、オモリの大きさが歯に掛かり、ハリが唇に抜けなくなることを気にしたい。ただ、ハリスにオモリをつけても、ハリ外れが多かった。ハリオモリのオモリは、ペチャンコに潰すが、ラインにオモリを付けるときは、潰さない。すると、ゴルフボールのようにでこぼこになってくることがある。その時は、一瞬魚のノリを確認する。大オモリがじゃまになり、歯にもハリが掛からなく、すっぽ抜けたものであると推測する。

 

        中途半端な仮説

上唇に掛けるには、ハリを抜くことである。つまり、先手を取られないうちに合わせるか、合わせないでズルズル唇まで抜く方法が考えられる。

チヌが動き出してからでは,チヌの向きと合わせの角度が悪くなり、歯に当たってしまうのである。なお、カニの場合、噛みながら移動することも多いので、飲み込ませようとすると相当な時間が掛かるらしい。しかも、穂先にノリを感じさせながら、送り込み合わせをするとなかなか、カニを飲んでくれないようだ。送り込み合わせは、技があり、難しい。(もちろん、食い込みの良いときは、口の横に掛かるが。)しかも、穴に入られてしまうことも度々あるようだ。その説明は何時か、述べよう。(ブッコミはまた、違う。)

まあ、刺し方を変えたり、大胆にハリの大きさ、合わせのタイミングを変えるしかないのか?とにかく、ハマルとスランプになり、上手くいけば、絶好調になることが多い。ご意見をお願いします。

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