黒鯛用語辞典

随時、更新していきます。参考にしてください。

 

クーラーボックス エサを保存する道具。または、お茶など冷たいものを入れておく道具である。釣ったチヌを保存するために使うことは、ほとんどない。
水温 チヌが盛んにエサをあさる水温は13℃〜27℃といわれるが、水温変化によるものも大きいと考えられる。アタリが無いときは、「昨日に比べて、水温が下がったようだ・・・」と話せばよい。
   
   
   

 

 

用語 解説
アタリ みんながアタリだと思っているほとんどが黒鯛のアタリではない。黒鯛のアタリは幻といってよいだろう。エサにおける黒鯛のアタリの割合は、オキアミにて0.001%カニにて0.1%イガイにて10%と統計が出ている。黒鯛釣師のあいさつは、「釣れましたか?」では無く、「アタリありましたか?」と尋ねる。
アワセ 黒鯛には丈夫な歯があるため、合わせるとハリが歯にかかってしまい、ハリ外れによるバラシとなってしまう。そうかといって、合わせないでいても、ハリがどこにもフッキングしなくて結果は同じである。要するに唇に掛けることは偶然である。
居着き 回遊することなく、その場所に居着いている黒鯛のことである。そのほとんどがテトラの穴の中、自分の足元に居るので、テトラとテトラの間を短竿でブラクリ釣りのように探るとよいという説がある。もちろん、ラインはワイヤーが必要だ。
入れ食い ありえない現象。想像上の現象である。
海荒れ 荒天時ほど黒鯛はよく釣れるという噂がある。よって、波が穏やかな晴天である天候を嫌う変わった釣師達だ。吹雪の中、波を被りながら釣りをしている姿はまさに釣りバカである。波を被る堤防に果敢に挑み、波にさらわれてタコのえさとなってしまった愚か者も多い。また、十分荒れているにもかかわらず、もっと「波が無いとだめだ」と話をする人も多い。
ウキふかせ釣り 黒鯛が居るポイントにわざわざコマセを打ち、コマセを流して、黒鯛をその方向に遠ざける釣法。よって、釣果をあげるためには、大変高度のテクニックが必要である。
エサとり よくエサとりが多くて釣りにならないという声が聞かれる。対策は簡単である。イガイ5cm以上を使えば、かなり持ちますよ。
落とし込み 魚が居ないところに何百回もエサを落としていることが多い。たまたま、魚が居るとエサを喰ってくれる偶然性の高い釣り。よって、ビギナーでも釣れることが多い。何も考える必要が無く、「落とす」という単純作業を続けるだけでよい。「前打ち」も同じ。
カイズハリ ふところが広く、ハリ先が内側を向いている。チヌバリでハリ外れが多くて「まいった」という人が使う。しかし、結果は同じである。
黒鯛では型によって呼び方が違う。「チン」「カイズ」「チヌ(黒鯛)」「年無し」など地域によっても様々である。幼魚のことを「クソチン」なんて言われる方も居て、なんだかそんな黒鯛が可哀想である。大部分の人が40未満を「小さい」と言っておきながら、とても大切そうにストリンガーにぶらさげている。
外道 黒鯛釣りにおいては、外道の方が嬉しいというおかしな現象がある。スズキ、キジハタ、アジ、アイナメ、シマダイ、メバル、ウマズラハギなど、黒鯛より美味しい。本命はリリースして「外道」は持ち帰る。
検量 重さにこだわることは大切であるとは思うが、胃袋の中身の多さがかなり関係してくる。釣り場にて検量できればよいが、死んでから検量すると活け締めにすることができなく、不味さを増すだけである。長寸は、黒鯛の口の先から尾びれの一番はしまで計測する。尾びれはなるべく限りなく伸ばす。小数点以下は迷わず、切り上げしたい〜
ストリンガー クーラーを持っており、どうせ、持って帰るのなら、すぐに締めた方が味が良い。1番大きいのだけ持って帰ろうというときに使用する。1番、使って良かったと思う時は、みんなが釣った黒鯛を見てくれることだ〜
釣果 黒鯛釣りについて考えてみると1尾とれたか、0尾の違いである。複数釣果など考えることはできない。
釣れないと必ず「潮の動きが悪い」といって潮に責任をなすりつけよう。
タモ 主にウキ、竿を海に落としてしまったときに使う。
ダンゴ釣り 上層・中層に居る黒鯛をわざわざ底まで誘導して釣ろうとする大変、高度な釣り方である。
チチワ結び 前打ち・落とし込み釣りでは定番の糸の結び方。サルカン・スイベルなど小物代が浮く。
ノッコミ 荒食いする時期として各種本等で紹介されている。しかし、春は浅場にノッコミが来るので、ベタナギが多いこの時期では、実際には、釣果とは結びつかない。いつも、底の砂粒まで見える海に立ち、ため息が出る時期だ。
納竿 「今日はこのくらいにしておこう。あ〜あ楽しい釣りだった」と思いながら「納竿」する人はあまり居ない。「もう少し粘れば、必ず釣れるのに・・・けれど、仕事へ行かないと首になる・・・」という思いから竿をたたむ人がほとんどだろう。
バラシ 大きく分けて、ライン切れとハリ外れがある。黒鯛釣りにおいては、そのほとんどがボラである。だから、それほど、悔しがる必要がない。
ハリオモリ 前打ち・落とし込み釣りに限り、「ハリオモリでないと釣れない」という定説がある。しかし、実際は「ハリオモリにしても釣れない」が正解である。大昔から釣りをしている人が、「何で、ハリにオモリを打ち、フッキングしにくくしているんだ〜今時の黒鯛釣師は何を考えているのか?」と話していたのを聞いたことがある。
ハリス 細いほど喰いが良いといわれ、色付きもほとんど使われない。黒鯛は目がいい。1.5号と2号の差が分かるなんて・・・
ブッコミ釣り 適当に置き竿にしてアタリを待つ釣り方。相当、我慢強い方がしている。その根気強さには頭が下がる。
PEライン 穂先カラミが多く、扱いずらい。某メーカー「呉羽化学工○」の「SEAGUAR HELIOSS Yタイプ」は「見やすいことが使命の糸」なんてキャッチコピーがあるが、2,3度使うとオレンジの蛍光塗料がはげてしまい、全然見えなくなる。
ビッグママ 70cm以上の黒鯛。必ず漁師の間では、網にかかったという話がよく聞かれる。
ボケ 片方に大きなはさみを持つザリガニのようないでたちをする甲殻類。高価なえさだが、投入するたびになぜか無くなる。
ボーズ 「魚がいる気がしない」→「気がない」→「毛が無い」→「ボーズ」になったという説がある。黒鯛釣師は他のアングラーから見て飽きられるほどの連続ボーズ記録保持者が多い。
Uガイド 落とし込み・前打ち釣りにおいては、「ハリオモリ」と同じく必需品の竿である。テレガイドとの差は重量くらいだろう。(10gくらいかな)
離岸堤 魚がすれていなくて釣れそうだが、現実にはコマセなどがきいている地堤の方が魚影が濃かったりする。ボートを必要とし、体力作りにはもってこい。一文字堤はたいていの人が口を一文字にして帰ってくることが多いとか・・・

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