2000年7月の釣り日記の巻

7月1日(土) イガイの付きは申し分ないの巻(東港湾内編)

14:00〜19:00   波高0.2m

今日も、ベタ凪。河口の様子を見ようと加治川に顔を出すが、川の中まで濁りが無い。河口は諦め、この時期は常に濁りが望める東港湾内で竿出しすることに決定!エサはカニと稚貝とイガイの一枚貝でしたがチヌのアタリはありませんでした。濁りは、ばっちり入っていたのですが・・・潮の流れが無く、濁りもかなりきつかったので酸素不足なのかな〜とは思っていましたが、ボラが多数ヒラをうっており、50cm以上のエイがラインにぶつかってきたので、やっぱりそんなことは無いな〜と思いました。波が出れば、爆の可能性もありそうです。

いずれの場所もあまり前打ちする人が少なく、データ不足ではありますが、8月いっぱいが狙い目だと思います。秋になると不思議と水が澄むからです。但し、秋・冬の大荒れ時は期待大です。

火力発電所の吸水口。石積みとなっており7〜8m先はケーソンとなっています。石積みは干潮になると姿を見せるほど浅いので、ウエッダーで石積みの中に立ちこみ、ケーソンを落とし込みで狙います。ケーソン際の水深は1.5m〜2mぐらい。画像の釣り人は浮きフカセ師。長靴でも場所によっては左のように行くことができる。ケーソン際は死角となるので攻めやすいが若干、オーバーハングしている。

なお、正面に見える吸水口のケーソンは、イガイの付きもよく、水深もあるようだが、立ち入り禁止。遠投するとどん底になっているらしく、真冬のブッコミ釣りに人気が高い。

 

 

 

火力発電所吸水口から北側を臨みます。ここの石積みは満潮時のことを考えればウエッダーを着用すると楽に移動できる。ただし、大型船によるウネリに注意しなければいけない。竿下で水深1ヒロぐらい。西堤防に囲まれているので外海が大荒れ時でも竿出し可能である。

 

 

 

 

 

湾内の俗に白灯台といわれるケーソン。短竿でヘチ釣りが可能だが、人が多いので夏の暑い日の真昼がねらい時かも・・・

オイルのパイプラインにもイガイがびっちり着いていますが、遠すぎて攻略不可能・・・

 

 

 

 

 

火力発電所の排水口付近のテトラ帯・・・

7月初旬の時点でイガイの稚貝がびっちり・・・・角テトラにも

この場所は水深1ヒロ〜2ヒロぐらいである。

 

 

 

この排水口付近のテトラ帯から東側を臨む。足場が悪く、移動困難です。

ちなみにこの竿は私のものです。

 

 

 

 

 

7月6日(木) 典型的な夏型の天候になってきましたの巻

18:15〜19:15  波高0.8m

今度の土曜日、台風接近中ということで、竿出しできそうにないことが分かり、急遽、仕事帰りに釣行を決行。心地好い風でしたが、向かい風で自転車が進まず、大変でした。途中でたかさんと初のご対面となり、ひと休みして先端斜路へ・・・I氏とMICHIOさんが休んでいます。最近の状況を聞きながら、ヘチ竿をセット。海藻についた稚貝しか採集することができなかったと話したら、I氏から4〜6CMぐらいのイガイをもらうことができました。見ると真っ黒けのイガイ。私がよく使っていたイガイは茶色い部分があるのですが、それは全然ありません。なるべく手を伸ばし深いところのイガイを採集するそうです。参考になりました。

さあいよいよ斜路に降り、落とし込み開始。海藻に着いたイガイをうまくまとめれば、ハリに付けることができたので、稚貝のダンゴで探り始める。ウネリがあるが、足元が低く、短竿で操作がしやすいのでヘチキープは簡単。2.5ヒロまで落とすことにしました。100回近くは落としたとは思うのですが、日没につきゲームオーバーになってしまいました。

 

7月9日(日) 台風後・・・行きは爆釣気分、結果は〜気分の巻

6:30〜10:30   波高1.0m

8日まで台風接近により今日は最高の釣り日和。釣行予定は無かったが、昨日、寝すぎて、思わず5時過ぎに起床。外が気になり、目が覚めてしまう。こうなったら、「釣りじゃ!釣りじゃ!爆釣じゃ!」と支度を・・・目指すは東港タンク裏。濁り過ぎを不安に思い、大きめのカニをお店でエサとして購入する。しかし、現場に着くと、波気はあるが、透明度1m近くありそうで、いわゆる「青濁り」。またまた、釣具屋さんに戻り、小さめのカニを購入し、エサを落とし始める。アタリ無し。フグもさわってきません。タンク裏縦堤も探るが魚信が無いまま納竿になりました。

                                           

タンク裏の東側は西堤防です。

沖には離岸テトラが入り、波高には強いです。

 

 

 

 

 

7月10日(月)  カニ採りで時間が過ぎてしまったの巻

18:15〜19:15   波高0.8m

台風のウネリが残っているかもしれない・・・という思いから仕事帰り釣行を敢行。エサを家から持ち出すことができなかったので、島見浜にて現地採集。今年、初めてカニアミを使用。島見浜は角テトラなのでカニが採りずらい。しかも、地カニはエサ採りに弱く、脱皮したてで柔らかすぎて使えないカニも居るのでたくさん採集しなければならない。15匹ほど採集した後、探り始める。ところが、途中でエサ箱をひっくりかえしてしまい、また、また採集し直し。トホホホ〜結局、正味30分ぐらいしか探れなかった〜条件はよかったのですが、ここで、今年、釣れたという情報はあるのかな?昨年あった深場は砂で埋まっていました。

 

7月14日(金) 湾内の濁りは・・・無くなってきたの巻

18:00〜19:15  波高0.2M

「お先失礼しますう〜」と仕事後の釣行。波高情報を聞くと芳しくない。ここで、明日の下見を兼ねて、湾内で竿出しすることに決定。7月1日に竿出ししたときより、透明度が高くなっている。浅いところでは、底が見えそうだ。けれども、稚貝がたくさん着いているので、信じ込んで落とし込む。カニではフグにやられ、持たないのでイガイの稚貝をエサとするが、やっぱし、アタリはありませんでした。居そうなんだけどなあ〜

 

7月15日(土) 雷注意報はやっぱり怖いの巻 

16:45〜18:15 波高0.2M

波高情報を聞くとベタ凪の海が想像できる。西港へ車を走らせる。今日は中層まで落とすことにするが、やはり、アタリが無い。ザリガニで釣果が出ているという話だが、カニでも気配に気付けば、食ってくれるだろうと考えた。しかし、気配をアピールしてくれないようだ。1回もフグにもかじられずに納竿。カッパを職場で使っていたため、忘れてしまい、雨が耐えられなくなりました。先端の灯台の近辺で竿出ししていましたが、雷注意報が出ており、避雷針が灯台に付いているため雷が落ちにくいのか?避雷針に落ちた雷が私のカーボン竿まで伝導してこないだろうか?と、不安いっぱいの中でやっていました。帰り道でヤマさん・MICHIOさんコンビを見つけ、一緒に虚しく帰りました。

ボーズだけど、この笑顔(見えないかな?)・・・カッパも無しでぐしょぐしょです。右側のテトラ帯は川筋・・・右側の方はお馴染みのMICHIOさん。そいで、撮影者はヤマさんでした。

当HP・・・初の西港の画像・・・

 

 

 

 

 

7月17日(月)前日は大災害・・・つまり絶好のコンディションの巻  20連敗!!!かな?

18:00〜19:15  波高0.4m

昨日の朝、大雨により、阿賀野川・信濃川上、中流付近、床上浸水がかなりあったらしいことをテレビのニュースで聞きつけた。人様の不幸を喜ぶわけではないが、海が気になる。絶好の条件に違いない〜仕事は忙しい時期だが、またしても、「お先、失礼しま〜す」向うは東港にてヘチ。自転車のタイヤの空気がもう限界というほど少なく、しかも、自転車の鍵(私はチェーン使用の鍵をつかっているのだが・・・)を忘れてしまい、更に、外海のテトラ帯を眺めると、サイコーの条件である。濁りは今年、サイコーの濁り方。波気は無いが、若干、テトラ際だけざわついている。思わず、ポイントのケーソンまで2km〜4kmもかけて今にもパンクしそうな自転車に乗って、向うのも釣行時間を減らすだけだと思い、鍵も忘れてきたことだし、付け根のテトラ帯で落とし込むことに決定。(結構、自転車・・・盗まれることがあるんだよ〜)ヘチ竿を持って戻り、前打ち竿を持つことに。途中で今日、前打ちで2ヒロ半で2枚取ったよという人からカニをもらう。(ありがとう〜一応、イガイで勝負の予定だったけど、実績を考慮して使ってみることにする。)

アタリ無し。ここで今までカニを使って落とし込むことはほとんど無いのだが、(エサ取りが多いため)今日は、フグも居ない。けれども、アピール度を高めるため、自分で採集した稚貝のダンゴ、ピンポン玉サイズにて落とし込むことにする。やはり、アタリ無し。今日はしっかり底(穴で6m以上入るところがあります。)まで落とすことにした。(いつもはここでは、2ヒロ以上さぐらないことにしているのだが・・・)こんなグッドな条件でアタリが無いなんて・・・やはり、際しか居ないというヘチにした方が短時間での勝負が早かったかも・・・と後悔。けれども、久しぶりの好条件のときに竿出せただけ、幸せでした〜

 

 

7月22日(土)やっぱり、居るとこには居るの巻

16:00〜17:00  波高0.7M

今日は待ちに待った第4土曜日だ。久し振りにのんびり釣りができるぞ〜てなことは無かった〜最近、徹夜に近い状態で仕事をしていたのに、結局、間に合わず・・・休日も・・・ところが、ぎっちょん、2時半過ぎ、MICHIOさんの掲示板をふと見るとヤマさんが調子いいらしいという美味しいネタを仕込むことができました〜これは、ちょっと、顔を出したくなりまして・・・

現場は波気のわりには、沈みテトラが沖にいっぱい入っているので濁りが無い。底が丸見えになりそうなぐらいだが、適度なサラシができている。名人に聞くと、テトラ際、水深1ヒロ〜1.5ヒロがポイントだそうだ。やはり、こんなに澄んでいても、浅場に来ていることが分かり、うれしくなりました。アタリはありませんでしたが、今までの固定観念(透けては釣れない)がぶち壊されて、落とし込みの幅を広げることができたようです。あっ、他の方はしっかり釣っていましたからね。

 

7月26日(水)ヘチ竿初ゲット!!!神様ありがとう〜の巻  副題 ボーズ21連敗脱出の巻

17:15〜19:15   波高0.3m

昨日の大雨・・・気になるのは海。今日は出張→直帰のパターンでいつもより早めに現場に着くことができる。エサは稚貝のダンゴ。今日、採れたのは、ハリに付けやすい形状だ。場所は東港、斜路。濁りは思ったより入っていないが、笹濁り状態である。波気はほんのちょっぴり。今日は時間がいつもよりあるので初めて先端まで行けそうなくらいだ。探り始めて1時間半ぐらい、そろそろ単調な落とし込みに飽きてきた頃、ラインがスウウッ〜と早く入っていきます。ん〜どうしたらいいんだろう?と一瞬迷うが、「引き込み」の場合は稚貝のダンゴは「送ろう」と思っていたので、1mぐらい穂先を思い切り下げ、ラインを送って合わせを入れる。ぐういんーんと重みが乗ったかと思いましたが、耐えていると先端の方に走り出す。「シマか?」と思ったら、急転回し、際に突っ込む。ここで、I氏のアドバイス(以前、教えてもらった)通り、少し、ラインを出し、引きに耐えていると、竿先が海中に突っ込みぱなし。(これがテトラ帯ならば、ほとんどラインブレイクしています。)ヘチ竿ゆえ、沖に思い切り手を伸ばし、イガイ層に切られないようにします。(これもI氏のアドバイス)すると、ある程度、軽くなってきたのにあがってこない。そうか、そうか、これはヘチ竿だったんだ。いつもは、長竿だったので耐えていればリールを巻く必要も無く上がってきたが、竿の長さよりラインが出ているんだった〜と思い、必死にリールを巻く。すると、また、抵抗するかのように、竿先が海中に突っ込む。そのうち、白色の魚体がピカピカ光りながら見え始めました。ヘチ竿は柔らかいせいか、空気を吸わすこともなかなか難しいほどでしたが、無事、タモ入れ成功。44CMゲットでした。口の横にハリが掛かり、稚貝がこぼれていました。

最近(ここ1ヶ月)、お忍びで釣行しているので、お魚さんは家には持ち帰れません。早く、デジカメで撮って、リリースしようと思い、先端の方へ向って、通路が広まっている所まで行きました。リールを入れて、大きさを誇示。「カッシャ!」「カッシャ!」2枚撮って、「はい!ありがとう〜」とリリース。カメラを見ると画像が消えています。もう1度、スイッチを入れ直すと電池切れのマーク。嫌な予感・・・家へ持って帰って、新しい電池を入れたらチヌの画像が出ません。フラッシュが2回もきちんと光ったのに・・・

というわけで、画像はありません。その後も時合いだと思い、落とし続けましたが、15分くらいは手が振るえていました。(アル中ではないよ〜)他にらしきアタリは2回ほどありましたが、オモリを細長く切っていたので、歯型が付きにくく、チヌのアタリだとは断定できませんでした。喰ってきたタナは突然のことなので分からなかったのですが、ライン+ハリスで4Mぐらい出して落とし込んでいったのに、かなりラインを送ることができたということは1ヒロ〜1.5ヒロくらいではないでしょう

ヘチ釣り、短竿の面白さを痛感しました。超うれしいい〜

GETのタックル    ヘチ竿2.7M  PEライン1.5号   ハリス2.5号   

             ハリ丸貝専用6号    オモリ2Bを3分の2切ったハリオモリ

 

 

7月28日(金)シマ狙いに外道ヒット!の巻  

10:30〜13:00   15:45〜19:15   波高0.3M

今日は久し振りに1日中竿を振れるぞ〜と意気込む。まずは、先日良い思いをした斜路。ヘチ師みなっちになっています。入り口でイガイの稚貝をとろうと思ったら、「稚貝がでかくなっている。」小指の爪ほどに成長した稚貝。大型狙いに使えるな?とは思ったが、やはり1枚貝(1.5cm〜3cm)で勝負することに・・・

斜路に行くと見覚えのある竿が・・・I氏である。いろいろと諸事情で3週間ぶりの釣行だとか・・・少し、釣り談義をしてから、探り始める。居ない。居ない。いや居るだろうけど喰ってこないのか?先端まできてしまった。ここには、美味しいシマダイがいるかもしれない?とちょっと遊び心で先端のコバ、流れの裏を底まで落とし込むことにする。カニをカニアミで捕まえ、オモリを追加して・・・・1投目、底に着いたら、穂先が怪しい。聞いたら、何かが乗っている。重いが引きはそれほどでもない。が、時々、突っ込む。コバの反対、西側に回られたが、ひたすらリールを巻くのみ、重い。「キジハタかな?」と思ったが、キラキラ白い魚体が見え始めた。「あれっ〜」びっくり!40CMジャストのチヌでした。2匹めのどじょうを狙おうと思い、再度、カニをゲット、同じポイントに4回ほど打ち込むが居ない。腹がへったので弁当が置いてある自転車のところまで戻る。ストリンガーはあまり使ったことがないが、今日は掛けるところがあるので使うことができました。300Mほど歩いて戻りましたが、チヌは元気モリモリ・・・弁当食べているあいだ、悠々、泳いでいました。その後、活け〆、イガイがお尻からはちきれんんばかりでてきました。

第2回戦は、西方面、関屋分水で某氏と待ち合わせ。そのとき、I氏からTEL。話している間に何かが、ヒット。テトラの際へ際へ突っ込む。「釣れた、釣れた〜」と叫びながらあえなくハリ外れ、歯型無しで正体不明。

某氏と最近50オーバーが出ている新川河口へ。全然、居ません。アタリのアの字もない。カニで1時間半探ったが、元気ピンピン、まだ、生きていました。このポイント熟知の某氏の釣り方は幅が広くてとても参考になりました。

 

東港斜路・・・ここでいろいろなドラマが・・・       40cmのチヌ。ヘチ竿で2枚目

タックル  ヘチ竿2.7m   PEライン1.5号   ハリス2.5号    ハリ伊勢尼10号

       オモリ1号(でかい方)ハリ上5cm

 

 

8月2日(水)やっぱり斜路に魅力的に巻  副題 早くもレンチャンストップ!の巻

13:30〜19:00 波高0.8M

連日の猛暑が嘘のようだ。現場(東港斜路)に到着すると北風が強く、半袖では寒いくらいだ。先端にはストリンガーに良型のチヌがかけられている。どうも、釣り人の様子からザリガニで浅タナで食わしたようだ。これは期待が持てる。ところが、斜路は波をかぶり始め、15分ぐらいで退散・・・

その後、先端内側、ガケゲケ(分かる人には分かる・・・)などを探るがアタリが無い。気弱になり1枚貝から稚貝のダンゴに変えるが、同じく伊阪重蔵・・・

夕マズメ、日没まで30分、波が収まってきたので、斜路に挑戦。結局、アタリ無しに納竿。う〜ん、今日は前打ち日和だった〜けれど、この時期しかヘチできないもんな〜前打ちは土日でも十分期待できるし・・・やっぱり、真日はヘチに限るといいながら、こんな良い条件で1度もアタリがなかったことに大変、自信をなくしてしまった釣行でした。

 

8月4日(金)ヘチやろうと思ったけど、斜路、波かぶっていたかな?の巻

12:00〜13:00   16:00〜19:00  波高0.3m〜1.0m

今日は関屋分水から始める。小カニを落とすとアタリ。チンタ君が元気よく横に泳いでいくのが見えます。(それほど、澄んでいた)ぽんとハリ外れ。その後、2度ほどチンタ君のアタリがあり、絶対釣りあげるぞ〜と15分もその場で粘ってしまう。その後、やはり、東港でヘチをやろうと東側に向う。途中で前から目をつけていた松浜漁港で竿出ししようと思ったが、泳いでいる人が居てやめました。

東港に着くと、結構な波気が出てきている。ヘチ竿を持って、イガイをとっているうちに、昨年の自己記録のことを思い出し、湾内で前打ちがしたくなる。前打ち竿に変え、探るがアタリ無し。よって、やっぱりヘチ竿を持って、自転車を出し、いざ4kmの道のり先端斜路へ・・・と自転車をこぎながら、外側テトラ帯がかなりの波気で絶好の条件に気付く。しかも、この波では斜路に乗れないかもしれない。よって、また、逆戻りし、前打ち竿を持ってテトラ帯へ・・・テトラ際のサラシの中を2ヒロまで落とすことにする。イガイの稚貝しかとれなかったのでハリに付けようとするとボロボロこぼれる。小指の爪小のイガイの固まりなのでハリに付けにくい。よって、カニエサで探ってみることにする。「エサ採りが居ない・・・ラッキー」探っていると1ヒロぐらいのところで引き込みアタリだ。ぐうんと合わせるとチヌが走り出した。超硬の竿が悲鳴をあげているが、チヌの動きを止めることが出来た。さすが、超硬・・・その後、かなり強引にやり取りし、42cmゲット!!ハリは口の横に掛かり、3号のハリスの上の方に傷がついていた〜その後、もっと居るだろうと思い、日没まで落としまくりましたが、アタリがありませんでした。チヌの腹の中身はイガイ・かき殻で詰まっていました。

42cmゲットのタックル

竿4.3m  PEライン2号  ハリス3号  ハリ伊勢尼10号ハリオモリB2つのWオモリ (Wオモリは意図的でなくて、ただ、途中でオモリを追加しただけです。)  中カニ腹掛け(完全に死んでしまった岩カニ)

ちなみに腹掛けとは、針先を腹からかけて甲羅の真ん中に針先を出す刺し方・・・カニがすぐ死にます。岩カニだとハリ先もつぶれやすいです。一般的な尻掛けとは一線を画す。ちなみに尻掛けは小カニの時に使う。動きでアピール度を持たせるためだ。

 

 

 

8月5日(土)うれしい〜型は小さいけどイガイの1枚掛けデビューの巻 

16:00〜19:00   波高0.7m

昨日と同じ場所に着いた。今日はイガイで勝負!!!昨日より波は低く、濁りもない。けれど、適度な波でところどころ、サラシができている。そのサラシの中を落とし込む。この釣り方は某HP管理人さんヤマさん(某日)からご教授してもらったやり方だ。「スケスケの中でもサラシの中ならばチヌは上・中層に居る。」頑なに信じて、やはり落とすのは昨日と同じ2ヒロまで・・・

テトラ際を探って30分、引き込みアタリ・・・31cmGET初めての1枚掛けの勝利である。その後、すぐにまた、引き込みアタリ。33cmGET!!!今日は爆か?と思ったが、その後、アタリが続かず・・・いずれも1ヒロ〜1.5ヒロくらいで食ってきました。恐らくチヌがテトラの影にたくさん隠れているのでしょうね。もう少し丁寧に探れば、もっと、いけたかもしれませんが、とりあえず、ツブで釣れたことは大きな自信につながりました。チヌは2匹とも口の横にがっちり掛かっていました。さすが、ツブの威力・・・ちなみに今日はかなり小さいツブ(青濁りだったので・・・)を使いました。(1.5cmぐらい)

それにしても、今日の勝利はこのネット仲間のみなさん、釣り仲間のみなさんのおかげです。長かった〜イガイの1枚掛けで釣ることが夢だった。Miさん、(イガイで釣る楽しさを教えいただきました)Yaさん、(濁りが無くても釣れることを教えたいただきました)Chさん、(エサの大きさ、ハリの刺し方など教えていただきました)Isさん、(イガイの採り方、やりとりの仕方など教えていただきました)Baさん(私の固定観念を崩していただきました)その他の情報提供者(惜しげも無く自分の釣果をいろいろな形でアピールしてくださった方たち)ありがとうござます。まだまだ、未熟ですが、もっといろいろと教えて下さいね。

タックルは・・・

前打ち竿4.3m〜5.3m  PEライン2号   ハリス3号

ハリオモリ2B   ハリ丸貝専用3号

 

あるお方(黒鯛釣りのあるHPに頻繁に名前があがっている方)に撮ってもらいました〜フィッシングベストの右隅には「夢幻会」のマークが・・・あっ・・・この人がみなっちらしい〜

 

 

 

8月7日(月)テトラかへち?迷いは禁物の巻

14:15〜19:00   波高1.1m

今日は真日なのでヘチをやろうと東港西突堤へ出陣。風が強く、先端まで行くと足がパンパン。斜路にのろうとするが、波を被り始め、10分で撤退を余儀なくさせる。その後、ガケガケあたりでやろうとするが、常連の○○さんに会い、釣り談義。話を聞くと、こんな日は釣れた試しがないという。落としてみると5Bでも落ちていかない。○○さんは7Bを付けているそうだ。この2枚潮攻略は素人には無理と決め付け、テトラで前打ちをすることに・・・また、4KMの道のりを戻り、前打ち竿をセット。4時過ぎ第2回戦が始まる。ちょうど4日(金)くらいの条件で波気だけでなく濁りもかなり入っている。期待を持たせながら、サラシの中、テトラ際を2〜3cmのイガイで落とし込んでいくが、全くアタリ無し。日没まで粘りましたが、魚は食ってくれませんでした。帰り際にヘチで良型のチヌをぶらさげている方が・・・やっぱり、ヘチだな?

 

8月8日(火)ヘチ、ひたすら落とすのみ・・・上で底で良型が・・・

12:30〜17:15  波高1.1m

MICHIOさんの掲示板で石田さん45cmゲットと速報が入る。居ても立ってもいられなくなり、東港に向う。と、石田さんからTEL。どうやらバイパスですれ違ったらしい。N.OCEANSの熊倉さんが竿出ししているそうだ。さて、現場に着くと今日も前打ち日和。けれども、昨日のこともあるし、ヘチにターゲットを絞る。最近、カニを持参していない。熊倉さんとあいさつし、釣り談義しながら、斜路へ。アタリ無し。その後、また、釣り談義したあと、内側先端を探ることにする。北東風の波が直接当たるので大変エサを落としにくい。途中、「コン」と明確にアタルが貝の上側にかすかにひびのみ。大きい波が来て気持ちのよいシャワーを浴びてしまう。

その後、熊倉さんが叫んでいる。「おっ、掛けているではないか?」近くへ行くと40ぐらいの良型があがってきた。ザリガニで底まで落としての釣果だったとか・・・熊倉さんは昨日もイガイの中層で36.5をとっている。さすが〜

私も真似をして底までイガイを落とし込む。波にもまれてアタリが分からん。イガイのチョウツガイのところにひびが・・・

今日みたいな絶好の条件だったのに・・・ヘチにしては波が高すぎたのかな?といつものように海のせいにするみなっちだった。

上が熊倉さんが底でゲットしたチヌ

下が石田さんが上でゲットしたチヌ。ちなみにハラパンでした。

 

 

 

 

8月11日(金)東がダメで西へ行き・・・の巻

15:00〜18:45  波高0.8M

今日は南西の風が強いらしい。昨年の夏、風が強まると好調だった関屋分水にするか東港にするか迷ったが、最近の実績がある東港に・・・着いていみると、波はそれほどでも無さそう。よって斜路でヘチ釣りをすることに決定。ところが、斜路は西風に弱いのか・・・波を被っている。この風では斜路以外では糸フケが出すぎて釣りにならないだろうと・・・諦め、往復8KMの道のりをタイヤの小さい折りたたみ自転車で戻る。帰りは特に向かい風(風速10.8M)でまた、腿がパンパンになる。テトラでしようかな?とは思ったが、透明度が高い。5日(土)くらいの透明度なので釣果は期待できそうだったが、良型狙いでやっぱり西へ行くことにする。

関屋分水左岸が狙いだったが、川水の濁りが右岸に流れ、左岸は南西風により、スケスケだ。しょうがないので右岸を探るが、全くアタリ無し。相当、砂が着き、激浅になっている。秋のポイントになりそうだ・・・と諦め、第2回戦は日和山に移動。
5月20日釣行で予告しているので結果を出さないと・・・

探り初めて、5Mで引き込みアタリ。タナはハリスが入ったぐらいなんで1ヒロより浅い。グイーンと右に移動。横に横に走る。止めようとと思った瞬間、ハリ外れ。イガイは潰されていなかったが、オモリにはしっかり歯型が付いていた?合わせが聞かなかったと大後悔・・・しかっり合わせなければダメである。

これは「爆か?」と思い、気合いが入る。しかし、それ以後、全くアタリ無し・・・

日が暮れる時刻が早くなりましたとさ。